地蔵盆まつりについて
長く法人と携わっていらっしゃる方はご存知かと思いますが、
法人では毎年8月23日に、地蔵盆まつりを開催しています。
地蔵盆というのは8月23日、あるいは24日に行われる、
お地蔵さまを法要・供養するための全国的な行事です。
法人でも地域や子どもの守り神として、本部の敷地内に「子育て地蔵尊」が建立されており、
法人が誕生した当初からずっと見守ってくださっています。
P.P.P.の地蔵盆まつりでは、この子育て地蔵尊に
これまでの1年、子どもたちが無事に過ごせたという感謝の気持ちと
これからの1年、子どもたちがこれからも安全に過ごせるように
という願いを込め、法要を行っています。
また、例年ですと法要のほか、法人の敷地内に屋台を出して、
地域の皆さんにも集まっていただいて盛大なお祭りを開催していました。
盆踊りやステージなど多くの人と楽しむこの行事は
利用者さま、ご家族、地域の皆さん、そして職員が
一人一人当事者となって、この地域を盛り上げていくという
まさにP.P.P.を象徴するような行事でもありました。
▲かつての地蔵盆の様子。盆踊りや縁日など地域の方が集まり賑わうイベントでした。
しかし、コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年からは
利用者さま・職員と、内々の関係者のみで、法要を執り行い、
地域のお祭りは開催を自粛しておりました。
今年は何かできないかとギリギリまで職員の皆さんが、知恵を出し合い検討していました。
しかし、現在岡山県内で一気に感染者数が増えていることを鑑みて、
とても残念ではありますが、今年も内々での開催を行うことを決定いたしました。
時代の流れとともに、コミュニケーションの方法も日々変化しています。
地蔵盆まつりも、こうした時代の流れにあわせ、
地域の方とつながる機会をどうつくるのか、
コロナ前の地蔵盆まつりの「賑わい」を生み出すことができるのかを検討し、
来年こそは、何らかの形で、地域の方と共に過ごす地蔵盆まつりを
開催できたらと考えています。
それまで、もうしばらくお待ちいただけたらと思います。
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