外国籍の方の活躍について
最近のニュースで、この数年はコロナの影響から減少していた
外国人の技能実習生の受け入れ数が2022年に入り、復調してきたという話を聞きました。
P.P.P.でも先日、吉備国際大学からベトナム人留学生の方がいらっしゃり、
法人本部やフリーダムやチャレンジャー、ディスカバリーなどを見学されました。
お二人の女性だったのですが、とても意欲的で、
P.P.P.への入職も検討してくださるとおっしゃってくださったそうです。
また、今後は高齢部門や高梁部門を中心に、
外国人技能実習生の方の受け入れを検討するという報告を受けており、
各部門・事業所で、その準備を着々と進めています。
↑(写真はイメージです)
幼い頃、私の両親が海外からきた労働者の方の生活をサポートしていて、
我が家で一緒に寝食を共にしていたこともあり、
法人で働くようになってからも、外国籍の方の日本での生活・活躍について、
時々考えることが個人的にはありました。
我が家は特別だったのかもしれませんが、やはり地域の中には
外国人労働者の方への批判的な声はありました。
それは今でも根強く残っていると感じることが多々あります。
NHKが2020年に実施したアンケートによると、
外国人労働者が地域で暮らすことに対して批判的な意見を持っていた方は
全体の40%にも及んだとのことです。
理由として一番に上がっていたのが「治安」の問題。
そして、もう一つ面白いデータとしてあったのが
外国人と接した経験がある人ほど、外国人の受け入れに肯定的であるという
民間のリサーチ会社による調査結果でした。
これを聞いて、障がいのある方と同じように
外国人の方も「その人のことを知らないから」というのが原因で
区別や制約につながっている現状があるではないと感じています。
だからこそ、外国人実習生の受け入れは
外国人の方と地域の人との「つながり」を作っていく一つのきっかけとしても、
重要な取り組みになるのではないかと私は考えています。
少子高齢化から、労働者不足が深刻な社会問題に発展することが予想されています。
これまではなかなか体制が整わなかったこともあったのですが、
私たちP.P.P.でも当事者として、こうした社会問題について取り組んでいくと同時に、
私たちが「関わるすべての人の当事者参加」を実現していく存在として、
新しい取り組みにチャレンジしていきたいと考えています。
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