互礼会でお話したこと① -なぜ理念が大切なの?-
前回のブログの続きで、昨日の互礼会で私がお話したことをお話します。
とはいっても、実は昨日お話した内容の多くは
お配りした「フィロソフィブック」に詳しく書かれているので、
その部分をかいつまんでご説明すると…
まず初めにお話ししたのが
「なぜ、理念やミッション・バリューが大切なのか」です。
その大事なポイントとして、
・法人は想いや目標を持った個人の「集団」であること。
・そして、その想いや目標を一つにしないと、
法人そのものがバラバラになり、本当に実現したいことができなくなってしまう。
だからこそ、みんなが想いを一つにする必要があるんだということ。
(ここまでは久本副理事長がおっしゃってくださったことと同じですね)
・P.P.P.という法人が持つ想いや目標、その達成のためにどういう行動をとるべきか、
それを示したのが理念・ミッション・バリューであること。
そんなお話をさせていただきました。
ただ、互礼会にご参加いただいた方にもお聞きしたのですが、
理念・ミッション・バリューを、何も見ずに言える方って、
法人の中でどのくらいいるでしょう。
実は、会場でも1・2名しかいらっしゃいませんでした。
また、「理念だけなら」という方も、半分くらいだったんです。
皆さん、この理念・ミッション・バリューが大切であることは、
きっとご理解いただけていると思いますし、
その意味を考えてくださっている方もたくさんいると思っています。
でも、毎日忙しく支援をされている中で
反射的に思いだせるか、そして、その意味まで瞬間的に思い出せるようになるには、
本当に色々な経験をして、仕事の中で何年も何年もかけて
じっくりと理解する必要があるもの。
だからこそ、日々の支援に理念・ミッション・バリューを
ぐっと近づけるために大切にしてほしいことを、2つのテーマでお話しました。
ひとつは「当事者参加」というキーワード。
そしてもう一つは、理念・ミッション・バリューの根本に流れる
「決めつけない」「あきらめない」「抱え込まない」の
「3つのDNA」というキーワードです。
それでは次回以降、この「当事者参加」と「3つのDNA」について
ご紹介させていただきます。
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