高梁市のプロジェクト、只今進行中!

昨年の5月に誕生した「P.P.P.オールスターズ!布寄」「P.P.P.マンション!ふたば」。

地域で暮らす方が、支援員や世話人として、一緒に農作業をしてくださったり、

利用者さんたちにおいしいごはんを作ってくださったりと、地域の方が職員として

活躍してくださっているのはもちろん、

この1年で、利用者のみなさんと地域の方々が一緒になって地域のイベントを楽しんだり、

事業所や畑に地域の方がご挨拶にいらしたりと、

地域とのつながりがたくさん生まれ、とても順調な立ち上がりになったなあと、

本当にうれしく思っています。


このP.P.P.の取り組みに、高梁市も注目してくださっていて、

今月の10日は高梁市長とお話をさせていただき、いよいよ地域活性プランの具体化にむけ、

高梁市の各課の担当の方との定例協議会を実施することとなりました。

その第一回が13日、P.P.P.にて開催されました。

具体的にはこれから決まっていくのですが、

今回は地域の活性に向け、大きな3つの柱について、協議をさせていただきました。


1つ目の柱は地域の地場産業である「農業」についてです。

この農業に関して、2つのテーマでお話をさせていただいています。

ひとつは「地域の名産であるブドウ生産の後継」、

もうひとつは「地域の新たな名産品の創造」です。


現在、高梁市では

最近よく聞くようになった『農福連携』の取り組みをさらに強化させ、

『農×福×商(商業)×官(行政)』の4つの連携に力をいれていらっしゃいます。

地域の方も、利用者の方も、そして高梁市もWin-Winを実現するために

この取り組みに私たちP.P.P.がどう連携できるのかを、

今話し合いを進めている真っ最中です。


2つ目の柱は、より多くの方が「活躍できる環境づくり」です。

現在布寄では、男性4名、女性7名の11名の方が地域で暮らしながら活躍されていますが、

今年度はその利用者の方の数を「20名」に、

さらに既に地域でご家族と暮らしていらっしゃる方も、

通所利用で就労B型をご利用いただき、より多くの方が活躍できる環境を創るために

意見交換をしながら、具体的にどのように増やしていくのか、

そのために高梁市にご協力いただきたいことなどをお話させていただきました。


そして3つ目の柱が…布寄小学校を活用した「新しい事業の創造」です。

その新しい事業に関してですが…

「布寄小学校」という場所に、たくさんの人が集い、

さらに「布寄小学校」という学び舎にふさわしい、新しい事業とは…?

詳しい取り組みはまた別の機会にお話ししましょう。