新年を迎えて

新年、あけましておめでとうございます。

まずは謹んで新春をお祝い申し上げます。

昨年はご利用者様、ご家族のみなさま、地域の方々、

そして、職員のみなさん…関わる全てのみなさまのおかげで

無事新しい年を迎えることができました。誠にありがとうございます。


さて、毎年新年に職員が一堂に会し、

新年の挨拶やの互礼会というものを開催しており、

本日はその互礼会を開催いたしました。

今年はコロナウイルスの影響もあり、互礼会をオンラインで行うなど、

いつもと違う新しい形式で行ないました。

その時にお話ししたことの中から、

ぜひこうしたコロナの時期だからこそ大切にしたいとお伝えしたことを

このブログでもご紹介したいと思います。


大事なことは、

「自粛しなければならない今こそ、

 周りの人が笑顔になる取り組みをしていこう」ということです。


世の中的には年末年始で全国で毎日3000名以上の感染が確認されており、

さらに、感染力の高いとされる変異種が発生するなど、

この感染はさらに進むと予想されています。


東京・神奈川・埼玉・千葉では、

緊急事態宣言を1/7頃に出すことを予定しておりますが、

私たちが住む倉敷市でも、毎日10名近くの感染が確認されるなど、

この危機的状況は、都心部だけでなく全国的なものとなっています。

さらに、倉敷市内では高齢者施設でのクラスター感染が確認されるなど、

まさに、私たち福祉施設にとって、対岸の火事では済まされない問題です。

なので、これからも手洗いうがいなどの徹底はもちろん、

万が一施設内で感染が発生してしまった場合のシミュレーションなど、

対策を強化していく必要があります。


ですが、一方で、こうして自粛モードになって、色々なことが制限されてくると、

利用者様だけでなく、私たち職員もストレスを感じる人は多いと思います。

私もそうだったのですが、今年の正月はコロナのこともあるので、

子供達も帰省せず、夫婦ふたりで話をしていたのですが、

やはり孫たちに会えない寂しさもあってか、

妻に対して、今年は雑煮が…といった程度ですが、

小さな愚痴をこぼしてみたりと、少しだけトゲトゲしさも出てしまいます。


ですが、本日出社し、利用者様から明るい笑顔で

「あけましておめでとうございます!」と元気に声をかけられると

素直に嬉しくなり、その心のトゲがすっと消えていくような気分になりました。


コロナの影響もあり、日々忙しくなっていく中で、

笑顔が減っていったり、元気がなくなったりするのもわかります。

愚痴もこぼしたくなるときだってあります。私もそうです。

そして、つい自分の辛い・大変なことばかり考えてしまい

その感情を、だんだん相手にぶつけ始めてしまうのです。


でも、利用者様の挨拶で感じたように

自分がされて嬉しいことは、きっと相手も嬉しいことだと思うのです。

しんどい今だからこそ、周りの人に目をむけて

「笑顔」を届けていけば、周りの人も笑顔になる。

そして、自分自身もそれで笑顔になれる。

ぜひ、みなさん「笑顔」を大切にしてください。



それと先日のオンラインでの40周年記念イベントを実施するなど、

コロナでできないと思っていたことに、新しい形でチャレンジすることで、

利用者様にとって楽しいことができたり、

ご家族の方にとってプラスになることができたりと、

たくさんの笑顔が生まれます。

先日、このイベントで利用者様だけでなく

職員の様子も観れたのがよかったと、ご家族の方から直接お声をいただきました。

そうやって、新しいことをやることでプラスの発見につながることもたくさんあるのです。

ちなみにこちら、イベントの際のWAになっておどろうのときの写真。

楽しいことにチャレンジするとみんな笑顔になりますよね?


コロナだからできない、ではなく、コロナだからこそやってみようと思うことを

ぜひ「チャレンジ」してみてください。

それが、たくさんの人の笑顔につながります。