成人・還暦・喜寿式を行いました

1月11日は成人の日ということで、

今年もP.P.P.では成人・還暦・喜寿式を執り行いました。

今年は6名の方が成人を、4名の方が還暦を、そして1名の方が喜寿を迎えられました。

これだけたくさんの方のお祝いができること、本当に嬉しく思います。

みなさん、まずはおめでとうございます。


今年はコロナウイルス感染拡大への懸念から倉敷市でも成人式が延期されるなど、

自粛ムードが高まってはおりますが、

そんなときだからこそ、せっかくの節目を一緒にお祝いをさせていただきたいと

ご本人様、そしてそのご家族様のみをご招待し

それ以外の皆様には、ZOOMでのご臨席をお願いするなど規模を縮小し、

こまめな換気の実施や、手洗い・うがい・消毒の徹底など、

十分な対策をとりながら、式を執り行うこととしました。


今回はその式の中でお話しさせていただいたことを、

ブログでもお伝えできたらと思い、こちらを書かせていただきたいと思います。


まずは、私たちP.P.Pの職員.は、常に利用者の皆さんのやりたいことを応援する存在です。

例えば、成人を迎えた方であれば、法律上これから

お酒を飲んだり、タバコを吸ったりもできる年齢になります。

それから、大人になったということで、

他にも色々なことにチャレンジできる年齢でもあります。

仕事やスポーツ・文化活動、暮らし方など、皆さんのやってみたいことを

ぜひ職員に話して、チャレンジしてほしいというメッセージをお伝えしました。


また、還暦・喜寿を迎えられた皆さんもおなじです。

歳を重ねると、体のことなど、心配になることも多いですよね。

私も60歳を超え、肩が痛いななど、いろんな悩みを持っています。

ですが、それは年齢を重ねると当然起こることでしかたのないことです。


ただ、それがあるから、じっとしていなければならないとか、

そんなことはありません。

年齢に関係なくいくつになっても、新しいチャレンジを行うことは素晴らしいことです。

ぜひ、節目を迎えた今こそ、少しだけ心に余裕をもって、

人生を楽しみながら、やってみたいことがあればぜひチャレンジしてみてください。


それから、ご家族のみなさまにおかれましては、

これまでご利用者様を見守りながら、ここまで養育され、

この節目を迎えられましたこと、敬意を持ってお祝い申し上げます。


成人の方であれば20年、還暦の方であれば60年、あるいは喜寿の方であれば77年という

長い年月を経て、この節目に立たれていることは、

ご本人様、ご家族の皆様をはじめ、たくさんの方との

関わり・つながりがあったからなのではと思います。


この法人の初代理事長であり、ご利用者様の親御様でもある三宅理事長は、

設立当初から「縁あって関わりを持った、ご利用者様、ご家族様と

最後までつながっていられる法人に」という思いを常々おっしゃっていました。


私たちP.P.P.の職員も、P.P.P.を利用される・されていないに関わらず、

次の節目も一緒に迎えられるよう、

今後とも長く関わり続けられる法人を目指していきたいと思っております。


最後に、コロナの影響でご面会ができない、なかなか集まれないなど

大変な面も多々あるかと思います。

ですが、今回の式もオンラインで執り行うなど、

40周年イベントを機に新しい形でご家族の方とのつながりを作り続けてまいります。

ぜひ、皆様も一緒にご参加いただき、コロナの中でも

一緒に法人を盛り上げていただけたら幸いです。

ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~