社員同士のつながりについて

前回、新卒の方13名のご紹介をさせていただいたのですが、

その時にお互いに「知ってもらうこと」「知っていくこと」が大事だと

お話をさせていただきました。

ですが、新天地での生活・仕事をスタートするのは

新卒の方だけに限らないと思うのです。

たとえば、中途入社の方や、部署異動で来られた人…

新しい事業所で仕事をするのって、不安だと思うのです。


そのときに「なんでも相談をしていいよ」という話を、よくされると思います。

報・連・相をしっかりすれば、困ることは確かにないかもしれません。


ですが、この報・連・相を行うにしても、

そのしやすさは、その人同士の信頼関係の上に成り立っているものだと思います。

この信頼関係があるからこそ「この人には話せる」「この人には相談したい」と

自ずと報・連・相がしやすくなると思うのです。


そう考えると、仕事の付き合いだけでなく、プライベートのこと、

例えば趣味の話や、自分が日常で感じたことなど、お互いに共感したり、

共通点を持ったり、その人のことを知っていくことは

この「話しやすさ」という信頼関係に置いて、とても大事な要素だと思うのです。


このことを考えていて、ふと昔法人で取り組んでいたことを思い出しました。

今回はその取り組みについて、お話ししましょう。


ひまわり広場


昔からお勤めの方はご存知かと思いますが、

昔、Notes上に「ひまわり広場」という、掲示板に似たものがありました。

↑こんな感じです。


今の掲示板は、業務上のお知らせや告知などの掲載がほとんどだと思うのですが、

このひまわり広場では、こうした縛りが全然なく、

たとえば、

◯twitterのようにその日感じたことを発信したり

◯結婚報告など、プライベートの報告をしたり

◯趣味の情報を発信して、仲間を集めたり

職員同士の情報交換と発信を気軽にできる場所だったんです。


そこではお子さんが生まれたのを、部署を超えてみんなでお祝いしたり、

釣りに一緒に行こうと何人かが集まったりと、

法人の中で、コミュニティ・つながりが生まれていました。


Notesに今でも残っているので、見られる方は見てほしいのですが、

今は、Slackなど、法人の端末以外からも

グループ同士で会話したりできるツールが生まれています。


コロナの影響もあって、直接一堂に会することは難しいですが、

こうしたツールを使えば、部署や事業所が違っていても、

業務のことだけでなく、業務外のことであっても、

どんどんつながりができると思っています。


このひまわり広場、復活したら

もっと職場が楽しくなると思いませんか?

そうすれば、自然と事業所内で会話が活発になり、報・連・相もしやすくなる。

こうした取り組みをぜひ、各事業所から発信してほしいなと、そう思っています。

ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~