久々の「家族会奉仕日」

緊急事態宣言解除と、利用者の方のワクチン接種が完了したことをうけ、

10月24日 日曜日、家族会奉仕日の活動を執り行いました。

例年よりは少ないものの、それでも多くのご家族が法人にいらっしゃいました。

私は理事会の準備などもあり、直接家族部会には足を運ぶことができなかったのですが、

管理者のみなさんや職員の方々からお話をうかがい、

今回のブログでは本部での様子を、ぜひみなさまにご共有したいと思います。


約1年半ぶりの奉仕日ということで、

ご家族同士が久々に直接顔をあわせることもあり、

話に花が咲いた方達も、多かったのではないでしょうか。


また、コロナの影響から面会の原則禁止などのルールに加え、

ご利用者の方の安全面を考慮し、長期休暇中も含めた帰省へのご配慮を

お願いしていたこともあり、

フリーダムやチャレンジャーにお住まいの利用者の方にとって

直接顔をあわせる機会がひさしぶりに取れた方もいらっしゃったようで、

いつもより多くの人が集まり、ひとしきり賑やかな奉仕日のはじまりとなりました。

その後は奉仕活動として、法人内や周辺の清掃・整備を行ってくださいました。


そして、各家族会部会の時間に移ると、

これまで以上に、ご家族のみなさまの活発なディスカッションが行われ、

意見交換が盛んに行われたと伺っています。


ご家族や利用者様も年齢を重ねてこられた中、

例えば、現在の職員の負荷を減らすためにも、

介護の専門的なスキルを持った方が必要なのではないか、

ブラヴィッシモ!通生以外にも、新たに特養を作ることはできないかなど

ご家族同士で話し合いながら、今後どういったサービスが必要なのか、

活発な意見交換を行なっている事業所もあったとのこと。


私も40年近く福祉の仕事をしていますが、

ご家族から聞ける話やご意見は、自分の成長につながるものでしたし、

新しい事業を作ったり、特養をつくるきっかけになったりと、

次のステップへ進むときの原動力となるものでした。

今回の家族会の報告を聞いて、やはりご家族の声は大切だなと改めて実感しました。


例年であれば、クリスマスや家族会旅行などのシーズンではありますが、

とはいえ、まだまだコロナウイルスの影響は残っており、

今後もしばらくは、こうして皆さんが集まれる機会を頻繁には作れない状況でもあります。

しかし、対策をしっかりと行う、オンラインなどの新しい仕組みを取り入れるなどを行えば

色々な形で、意見を交換したり、交流したりする機会はつくれます。


これを機会に、家族会の役員のみなさん、事務局のみなさんを中心に、

また家族会の活動が活発になっていけばと思います。

そして、その時はぜひ、皆さまふるってご参加いただけたらと思います。

ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~