オフの時間の大切さ
コロナウイルス感染拡大が騒がれてから、この数年、職員の皆さんは、感染拡大防止のための対策のために業務の負担が大きくなり、日々忙しく過ごされていると思います。
さらに忙しさだけでなく、職員同士のコミュニケーションや交流も取りづらくなってしまったことから、一人で悩み、抱え込んでしまうことも多くなっているのではないでしょうか?
職員の皆さんは責任感も強く、頑張り過ぎてしまう人たちも多いように感じています。だからこそ、皆さんにはぜひ「オン・オフ」を大事にしていただけたらと思うのです。
たとえば、皆さんはご自身のご家族や大切な人との時間をしっかり取れているでしょうか?
忙しくなると、周囲の人たちのことまで気持ちが向けられなくなり、どうしても抱え込んでしまいがちになります。そこからだんだんと、心身ともに疲労が蓄積され、さらに抱え込んでしまうという、負のスパイラルが起こることもあります。
私自身も支援員として現場で昼夜関係なく働いていたときは、時々周りが見えなくなり、周囲の人たちの気持ちを考えられなくなるときもありました。
そんな時、私はなるべく「オフ」の時間を取ることで、気持ちをリフレッシュさせて、自分の状況を俯瞰で見つめ直し、整理できる「余裕」を作るようにしていました。
「心の余裕」は、いい仕事をすることはもちろん、ご自身の人生を豊かにしていくためにも、なくてはならないものだと思っています。
その心の余裕があるからこそ、大切な人とのことも考えられるようになります。仕事のこともプライベートのことも、自分ひとりで抱え込まないためにも、まずは「オフ」の時間を大切にして、リフレッシュしてほしいと考えますし、それがひいては利用者さんやご家族のためにもつながっていくと思うのです。
実は私自身も、このコロナの対応で、むしろ外部機関とのミーティングが増えており、1日中オンライン会議をすると、頭だけでなく体力的にも辛くなる時が多々あります。こうした疲労から、家族に対して冷たい発言をしてしまうこともあります。
だからこそ、俯瞰でものごとを見るためにも、少しでもリフレッシュしたく、1年近くぶりに「夜釣り」に行きました。魚釣りに没頭し、さらにその後魚を捌いて、仕事のことを忘れる時間をつくることで、また明日も頑張ろうという気持ちになりました。
皆さんもぜひ「オフ」の時間を大切にしていただけたらと思います。
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