「家事」を「仕事」としてシェアする…という発想

先日、ニュースで見て面白いなと感じた記事があります。

とある託児施設での取り組みなのですが、

その施設で働く人を確保していくために、

「子育て中のママ」をターゲットに

『保育士の方が、自分の職場に子どもを預けて働く』という

働き方の提案をし、採用に成功した事例が紹介されていました。


これを見た時に、面白いシステムだなあと感心しました。

子どもの面倒を家庭の中で行うと「家事」になるけれど、

それを職場という空間で、お互いの家事をシェアすることで

途端に「仕事」になる。

さらに、送り迎えの制限時間も気にする必要がないので

「短い時間でなければ働けない…」といった悩みも解決されるわけです。


他にも、子育てだけでなく、調理や洗濯など、

家で一人でやっていたら「家事」で終わってしまうことが

職場という空間で、その作業をお互いにシェアすることで

「仕事」という価値に変換できるものはないだろうか…


家事は家でするもの…という価値観を変えて、

職場で「仕事」として家事をする…

そうなったら、働く時間の制限もなくなり、

家事や子育てなどと仕事との両立は、もっとしやすくなる。

いろんなアイデアを出し合うことで、

結婚して、お子さんが生まれても、

もっと制限なく活躍できる風土ができたらいいなと考える今日この頃です。


ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~