ブログを再開します 〜この2年間のできごと①〜

みなさん、お久しぶりです。ブログに関して、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ありませんでした。

というのも、法人全体で広報に関する方針を整える必要があったことに加え、この約2年間の間で、コロナウイルスが2類から5類となり、さまざまな事業・イベントが動き始めたこともあり、ブログを再開できるタイミングを逸してしまっておりました。

復帰第一弾となる今回のブログでは、更新をストップしていた2年間で、法人としてどんなことが進んでいたかをご紹介できたらと思っています。


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<進んだこと テーマ>

①ご家族や地域との交流の再開
②利用者さまの「新たな活躍の場」の創造
③新しい職員・新しい採用の手法の確立
④各事業での利用者さまの活躍

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①ご家族や地域との交流の再開

この2年間の中で大きく変わったことといえば、コロナウイルスが5類に変わったことで、ご家族や地域の方をお招きしてのイベントが開催できるようになったことです。

家族会に関しては、各家族会部会では毎月、ご家族の方が集まっての交流が再開しています。また、家族会旅行など、利用者さまとご家族が一緒の時間を楽しむ時間も取れるようになりました。

さらに、春祭りや地蔵盆など、法人として地域の方と交流できるイベントも再開することができました。特に地蔵盆まつりでは、昨年・今年と500名以上の方が一堂に会す機会ができるなど、コロナ前の賑わいが戻ってきました。

2024年8月の地蔵盆まつりの様子。500名以上の方にお越しくださり、大盛況となりました。今後もこうした地域とのつながりを増やしていきたいと思います。




②利用者さまの「新たな活躍の場」の創造

この2年間で、利用者さまの活躍の機会が広がった点も大きなトピックといえます。

特にP.P.P.オールスターズ!布寄/P.P.P.マンション!ふたば!では定員を大幅に増加。「グループホーム天満」を新設したことで、13名の方が新たに高梁市での生活をスタート。さらに菌床工場(しいたけ栽培)などの新たな事業をスタートし、活躍の場を広げています。

加えて、今年10月、高梁市との地域創生協業事業に関する協定を締結。これにより、今後利用者さまと地域の方々が協力して、地域を元気にする取り組みがますます加速していくことが予想されます。

そして2025年春には、遊休施設となっていた宇治農村公園の跡地を改装した一棟貸しの宿泊施設「ヴァンヴェール(Vent Vert)」がプレオープン予定。さらに多くの障がいのある方が活躍できる場が生まれます。ぜひオープンまで楽しみにしていてください。

2023年5月に事業をスタートした「しいたけ菌床工場」。スーパーで並ぶ他、地蔵盆などのイベントでも多くの方がご購入くださいました。



③新しい職員・新しい採用の手法の確立

先ほどご紹介した「ヴァンヴェール」のオープンや菌床工場の運営など、高梁での新たな事業の立役者・プロジェクトリーダーと活躍しているのが、森田徹さん。

この森田さんをはじめ、この2年間でたくさんの方が新たに法人で活躍してくださっています。とてもありがたいことです。

さらに、2024年から新たにベトナムから技能実習生の方をお迎え、ブラヴィッシモ!通生で活躍していただいています。そして、来年は新たにインドネシアからも技能実習生の方をお迎えする予定。

福祉業界では人材不足で悩む事業所も多い中で、多くの方が集まり、活躍していただいていることに、本当に感謝いたします。

技能実習生の受け入れを担うのは昨年秋に新卒で入社してくださったチュックさん(右)。彼女の力もあり、現在技能実習生の方がブラヴィッシモ!通生で活躍中です。



④各事業での利用者さまの活躍

アフターコロナということで、地域でもイベントが盛んになりました。また、営業活動においても、訪問・外板などの機会をいただけるようになった中、利用者さまと職員が一緒に協力したことで、業績を回復している事業所がたくさんあります。

「倉敷食パン工房Pちゃん」では、特にイベントでの販売に力をいれており、売り上げは好調。イベントでは売り切れが続出するほど人気になっています。

「グラン」では2年ほど前からレシピを見直し、利用者さまや職員が一丸となって、商品の改良をしています。特に、チーズケーキはリニューアル後大人気となっています。

もちろん、活躍しているのは就労部門の利用者さまだけではありません。アフターコロナで「ゆうあい文化祭」が復活。ディスカバリーやチャレンジャーの利用者さまを中心に「ハンドベル」を練習し、披露するなど、文化的な活動でも活躍の場を広げています。

洋菓子店「グラン」のチーズケーキ。事前注文が増え、定期的に買われる方もいらっしゃるように。利用者さまや職員のみなさんの努力が身を結んでいます。



このように、この2年間でこれまでのつながりを取り戻したり、新たな出会いが生まれたりと、アフターコロナになったことで、いろいろなことがプラスに変化していきました。

次回のブログでは、引き続き、この2年の間で起こったことを振り返りつつ、これから法人がどうなっていくのか、この2年間で検討してきた「中長期計画」をご紹介していきたいと思います。

ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~