児童支援のアドバイザー 大岡先生のご紹介
先日、法人の児童部門でアドバイザーをしてくださっている大岡先生とお会いしました。私自身、大岡先生とは古くからの仲なのですが、お会いするのは久しぶりでした。
大岡先生はASD(自閉スペクトラム症)の方を対象とした「TEECCH(ティーチ)プログラム」をご専門とされており、児童発達だけでなく、成人の就労支援など、障がいのある方のサポートに幅広く携わってこられました。
これまで小ざくら保育園や倉敷学園などの園長を歴任された後、ご自身で児童発達支援事業所を立ち上げられ、現在は倉敷市内を中心に、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスでの支援に関するアドバイザーとしてご活躍されています。
現在P.P.P.の児童部門5事業所を月に1〜2回のペースで視察され、各事業所に対し改善点等のアドバイスをいただいています。
ありがたいことに、実際に支援の様子を細部までを見て
- 職員の側から「声かけをして行動を促していく」のではなく、お子さんが次の行動を自分で選んだり、発信するまで「待つ」ことの大切さ
- 課題に関して達成できなかったときや、急にお部屋を飛び出したときなどの時に、それを特性として片づけたり、頭ごなしにダメだと叱るのではなく、なぜその行動をしたのかの背景や理由を理解し、検証することの大切さ
などのアドバイスをいただいています。
さらに、利用児さん一人ひとりの個別ケースの相談にも乗ってくださるなど、まさに当事者としてP.P.P.に携わってくださっています。
P.P.P.の児童部門は、成人部門にくらべて後発で立ち上がった部門です。より良い支援・サービスを提供していくために、大岡先生のご知見をいただきながら、児童部門全体で、更なる支援の質の向上に努めていきたいと思います。
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