新型コロナウイルス感染防止のために

先日、内閣府による新型コロナウイルスに関する記者会見が執り行われ、

安倍総理大臣から、緊急事態宣言を出すかの瀬戸際まで来ているというお話がありました。

この新型コロナウイルスの問題は、今まさに国家レベルにまで波及しています。

そして、もう一つ、千葉県の障がい福祉施設で

57名の方の感染が確認されたとのニュースがありました。

罹患された方に関しまして、一刻も早い回復を心より願うばかりですが、

岡山県内でも感染が確認されたこともあり、

このニュースを受け、私たちにとっても、決して他人事ではなく、

今私たちの目の前に迫る危機であると考えています。


そこで、これまでも新型コロナウイルスを含めた感染症対策の取り組みを

このブログでご紹介してきましたが、今一度、法人職員として

私たちが徹底すること、心がけるべきことを改めてここでお伝えできたらと思います。



法人としての取り組みについて

P.P.P.では現在、感染症対策として職員の皆さんに下記の徹底をお願いしています。

 ■出勤時を含む1日2回の検温の実施

 ■利用者の方への1日2回の検温を含む、健康管理の徹底

 ■出勤時・外出戻り時の手洗い消毒・うがいの実施

 ■感染症チェックシートの入力の徹底

 ■1日3回の次亜塩素酸ナトリウムによる施設内消毒の実施


また、ご家族や事業所へご来訪いただく方に対しても

 ■必要時を除き、ご来所をお控えいただくこと

 ■来所時にマスク着用・アルコール消毒

 ■来訪時の来訪記録へのご記入

 ■風邪の諸症状がある場合に施設内への入場をお断りする旨のご説明

など、ご理解とご協力をお願いしております。


これらのことは、感染症を防ぐと同時に、

万が一感染が確認された場合の感染経路の特定や施設内での感染拡大防止に

つなげるための施策となっています。

ぜひ、職員のみなさんには一つひとつ意味・目的をご理解いただき、

徹底していただけるよう、よろしくお願いいたします。


また、法人の取り組み以外にも、

職員の方が1名でも感染をしてしまうと、そこから施設内に蔓延してしまう恐れがあります。

だからこそ、不要不急の外出を控えたり、自宅でも手洗い・うがいの徹底を行うなど、

常日頃からもぜひ、下記心がけていただけますよう、お願いいたします。


万が一感染が疑われたら

新型コロナウイルス感染が疑われる症状として、厚生労働省で下記項目があがっています。

 ■ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合

 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

 ■ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合


また高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))

がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方に関しては

■ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合にも、感染が疑われるとされています。


こうした症状が発生した場合は、感染拡大防止のためにも、そのまま病院へは行かず、

まずは医療機関に、事前に電話等で連絡をし受診可能かを確認、

難しい場合は、指定の医療機関への受診をするようにしてください。


最後に、こうした感染症の問題は、

自分一人が「まあ大丈夫だろう」と思ったその時に、感染拡大が進んでしまいます。

だからこそ、一人ひとりがこの問題の当事者として、意識・徹底していくことが大切です。

ご利用者様の安全を守るべく、法人内で誰一人感染者が出ないよう、

職員一丸となって、この問題に取り組んでいきましょう。