長く関わり続けられることの「ありがたさ」

ご紹介が少し遅れてしまったのですが、

先日、以前支援に関わっていたある利用者の方から、

暑中お見舞いのおはがきをいただきました。


私がその方の支援に関わっていたのは、もう10年以上前の話ですが、

毎年夏の時期になると、こうしてメッセージを送ってくださります。

その方は今、布寄で活躍されていらっしゃいます。

事業所ができたときからのご利用なので、布寄の土地で暮らして1年半。

以前、法人が運営していた「喫茶ひまわり」で働かれていたこともあり、

お料理が上手で、布寄のグループホームでも、

お料理を手伝ってくださったりしていることもうかがっています。


さらに地域を元気にするために、地域の方と一緒に農業にいそしみ、

色々な行事に参加されている話を聞くと、

本当に嬉しく、感慨深い気持ちになりますね。

(ちなみに、先日布寄からピオーネが届きました。

 利用者さんがこの栽培や出荷のお手伝いをされたということでした。

 利用者さんの活躍の結晶が、こうやって手元に届くと

 ますます嬉しいものです。ありがとうございます!)

こうして利用者の方からメッセージをいただいたり、

近況を伺ったりすると、それがこの仕事を頑張ろうと思う原動力になる。


たとえ、直接支援をしたり、お会いしたりする機会が減ってしまっても、

利用者の方と関わり続けていくことは、

「人の人生に関わる」支援員として大事なことでもありますが、

自分がこの仕事をしていく上で、プラスになっているなと改めて実感します。


職員のみなさんもご自身が支援した、関わった利用者の方と

ぜひ「関わりを持ち続けて」いただきたい。

それが、利用者の方のためになるのはもちろん、

福祉に関わることのやりがいや喜びをもたらしてくれますから。