卒園を迎えたみなさまと、そのご家族へ

桜も満開となり、冬があけて春の陽気が心地よいこのシーズンになると

気持ちが軽くなるのと同時に、今年もお別れのシーズンが来たのだと感じます。

今年も児童の事業所を中心に、P.P.P.をご卒業される方がいらっしゃいました。


私も理事長として、ヒマワリ!児島の卒園式に出席させていただき、

ご挨拶をさせていただく機会がございました。

ご家族のみなさまにとっては、

きっと入園のころから今の時間まで走馬灯のように思い出されたのではないでしょうか。

入園された当初は、不安な気持ちのほうが強かったのではないかなと思います。


ですが、ヒマワリ!児島に通っていくうちに、お子さんに少しずつ変化がみられ、

ちょっとずつ成長していく姿を、卒園式で思い出しながら

色々な思いが込み上げてきた方も多かったのではないでしょうか?


そんな中、私が式のご挨拶のときにお話しさせていただいたことを

ひとつお話しさせてください。



卒園…というと、サービスの利用も終わり、

次の小学校という新しい場所へ進むというイメージでいらっしゃる方も多いと思います。

ヒマワリ!児島の場合、小学校へ進んだ後は、

サービスとしては日中一時をのぞいて提供することはできません。

もちろん、放課後等デイサービスに関して

P.P.P.の他事業所をご利用いただけるならありがたいと思うのですが、

これまで慣れ親しんできた職員や事業所からは離れてしまうことになります。


ですが、サービスを利用していないから、それまでか…というと、

そんなことはあってほしくないと思うのです。

きっと、お子さんが小学校に通うようになってからも、

不安になること、誰かに相談したくなること、あるかと思います。

そんなときは、ぜひこれまで通ったヒマワリ!児島に足を運んでください。

そう、お伝えさせていただきました。



ヒマワリ!児島のみなさまだけではないかと思います。

例えば、プラットフォーム児島や玉島では中学校に進学してから、

ヒマワリ玉島では小学校高学年になったときから、サービスが終了となります。


ですが、P.P.P.では児童・成人・高齢と、

障がいのある方の人生を生涯伴走できるサービスを提供していこうとしています。

一旦、サービスが終了したとしても、この先の人生で長く関わり続けていくことが

P.P.P.の大事な役割であると考えていますので、

ぜひ、卒業された後にも、気軽に遊びにきていただけたら嬉しいです。


また、事業所としても、今後OBのみなさんが気軽に集まれるような

そんな企画やイベントなども作っていきたいと考えています。

こうした各事業所の取り組みに関しても、このブログでご紹介できたらと思っていますので

これからもぜひ、よろしくお願いいたします。

ICHIGO ICHIE

一期一会 ~社会福祉法人P.P.P. 理事長のブログ~