春祭りとお茶席

4月4日 日曜日。

今年は、桜がちょうど盛りのときに、春祭りが開催されました。


例年ですと、ご利用者様とご家族とがお茶席を楽しんだり、

外で桜を見ながらお弁当を食べたりしながら一緒の時間を過ごしていたのですが、

今年はコロナウイルスの影響もあり、

規模を縮小して、ご利用者様のみのご参加とさせていただきました。


春祭りでは、各事業所ごとに出し物をしたり、

P.P.P.の就労事業所がつくった商品の販売を行ったりしていました。

その中でも、毎年恒例となっているのが「お茶席」の実施。


これは茶道教室で学ぶ利用者の方が、毎年この春に

お手前を披露してくださるもので、

利用者の方がお茶を立てて、お客様に振る舞っていきます。


女性の方は着物を召されて、男性の方もばっちりスーツで決めていらして、

皆さんとても凛とされていましたね。

例年は長蛇の列ができるほどの人気の催しなのですが、

今年はコロナの感染拡大防止のために完全予約制で行いました。


このお茶席なのですが、もう何十年も続く伝統行事。

たくさんの方に、利用者の方のことを知っていただくために

以前は外に特設の会場をつくって、

桜が舞う中で、お手前を披露してこともありました。

このお茶席は、地蔵盆にならぶ、

利用者の方と地域とをつなぐために、法人にとって大切なイベントです。

昨年はコロナで春祭りそのものが難しくなりましたが、

今年はこのお茶席が開催できたことを、本当にうれしく思います。


来年こそは、ご家族のみなさまや地域のみなさまとも一緒に、

桜のこの季節を一緒に楽しめたらいいなと、切に願います。


それまでは、ご利用者様のご様子やご活躍を

このブログや、各事業所からの広報などでお届けしていきたいと思います。