【布寄プロジェクト:02】地域創生×福祉という最先端の取り組みを -プロジェクトで実現したいこと

先ほどの投稿で、布寄プロジェクトの簡単な概要をお伝えしましたが、

その続きで、今回はこの布寄プロジェクトで

実現したいテーマを書いていきたいと思います。


P.P.P.が実現したいテーマは3つあります。

1つめは、「地域創生」。

これは、文字通り、このままでは今後消えゆくかもしれない

過疎に悩む地域に対して、私たち社会福祉法人だからこそできる

アプローチのしかたで、地域を元気にしていくことにあります。


2つめは、障がいのある方の「社会貢献」。

今も、クリーンウォーク等のボランティア活動など、

社会貢献・地域貢献に取り組んでいらっしゃる方はたくさんいます。

でも、彼らが社会に貢献できる場面は、もっともっとあるはずです。

過疎に悩む地域に、地域の内外から人が集まるようなお店や場所、

そして地域産業を、障がいのある方と一緒につくりながら、

地域の活性化につなげていく。

その地域で暮らす方が、日々困っていたり悩んでいたりすることを、

障がいのある方と一緒に、仕事という価値を発揮しながら解決していく。

それが、今回のプロジェクトの大きなテーマです。


そして3つめが「当事者参加」です。

ここがとても大切で、ただ、私たちが新しい事業を立ち上げるだけではなく、

地域の皆さんも一緒に巻き込んで、

どうこの布寄という場所を盛り上げていくか…

それも大きなテーマだと考えています。


例えば、こうした過疎に悩む地域の特徴として、

地域の高齢化という課題があります。

多くの地域では、産業そのものの選択肢が少なく、

例えば今まで農業を営んできた方が、

足腰の問題で引退を決めた後、

その方が活躍できる場があるかというと、決して多くはありません。


もし、こうしたシニア世代の方々の活躍の場を、

このプロジェクトで一緒に創り上げることができたら、

この事業に多くの方が興味・関心を持ち、

自ら当事者として、参加してくださる方が増えるかもしれません。


また、「この布寄をこうしたい」「この文化や事業を残したい」という

布寄に暮らす方々の想いや要望に応えるだけでなく、

一緒になって、アイデアを出し合っていく機会をたくさんつくることで、

地域で暮らす皆さんも、当事者として一丸となって、

このプロジェクトに参加できる環境を作っていくことも、大事だと考えています。


「自由を奪う区別や制約を取り除き、

関わる全ての人の当事者参加が当たり前の世の中を実現する」

この理念を持った

P.P.P.だからこそできる、新しい地域創生の形を。

一緒に、ぜひ、実現していきましょう!