「農業」と「福祉」
先日、高梁市の福祉部長の方や農林課課長の方、他色々なご担当者様にお会いし、
意見交換をする機会をいただきました。
高梁市で力を入れていることの一つに「農業」を挙げられており、
例えば、高梁市で大手企業と提携しながら、独自の販路を構築することで、
高梁の野菜を県内外に広めていくといった取り組みを進めています。
また、高梁市では市をあげて「薬用植物の実証栽培」に力をいれています。
最近では東洋医学が見直されており、
スーパーや薬局でも、漢方由来の商品がたくさん並ぶようになりましたね。
とはいえ、こうした薬用植物の大半は、輸入に頼っているのが現状。
現在、世界情勢は目まぐるしく動いています。
そんな中、安定した商品の供給を行うためには、
輸入に頼らず、国内での生産ができる体制を整えていくことが大切です。
このように、高梁市は地域の活性化に向け、
さまざまな取り組みを行っており、その一環として、
布寄ism のプロジェクトに興味を持っていただき、
意見交換会の場でぜひ全面的に連携していきたい、
というありがたい言葉をいただきました。
国からのサポート、そして高梁市による頼もしいバックアップ…
この布寄ism プロジェクトが
どんどん「ワクワク」するものへ、進化してきているのを
この意見交換の場で、実感しています。
地域活性・創生という観点はもちろん、
農業人口の減少・高齢化に伴う、休耕地の増加、
そして食料自給率の低下…農業の問題は、
実は国家レベルで取り組んでいくべき、大切な問題。
利用者の方の活躍が、地域を元気にする。
そして、ほんの少しかもしれませんが、
こうした日本の抱える課題に貢献していく…
このプロジェクトで、実現できそうなことはすごくたくさんありそうですね。
【最後に】
現在、高梁市ではカンゾウの実証栽培に取り組んでいます。
喉の痛みを和らげるといった効能があるとされ、
漢方薬の他、お菓子などでも利用されているとのことです。
夏ごろに紫色の花をつけるそうですよ。
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