余暇活動って、何だ?

連日の猛暑が続く中、皆さん体調はいかがですか?

利用者の方への心配りはもちろん、職員のみなさんご自身も、

特に、暑い場所での作業をしている方は、

水分補給など、熱中症には十分に気をつけてください。


さて、この猛暑の中、長時間の外出は

体力を消耗してしまうこともあり、

なかなかお出かけをする先も限られてしまいます。

そんな中、お休みの日をどう過ごそうか、色々と考えている方も多いでしょう。

そこで、余暇活動のことについて、私の考えを少しお話させてください。


例えば、余暇活動というと、皆さんはどんなことを考えますか?

遊びやカラオケなどのレクリエーションを想像するかもしれませんし、

それこそ、この時期だとプールに出かけたりかもしれません。

あとは、色々なクラブ活動もありますね。

例えば、P.P.P.でも音楽クラブや絵画教室、陶芸教室、茶道教室など、

色々なクラブ・教室があります。


でも、ちょっとだけ視点を変えてみると、

世の中には他にも、面白い趣味や習い事もたくさんあります。

例えば、ヘアメイクやコーディネートなどの「おしゃれ」。

メイクや服選びも立派な余暇活動。

利用者のみなさんの中にも、おしゃれに興味があったり、

最初は興味がなくても、やってみたら面白い!自分がかっこいい・かわいくなった!と

興味を持たれる方もたくさんいらっしゃるでしょう。


他にも、デコアートというのもあります。

スマートフォンのケースやキーケース等に

アイスクリームやクッキーなどの食品サンプルをつけてデコレーションするというもの。

他にも、ジャグリングや手品など、ちょっと人に見せたくなるような趣味や

モテる男になるためのコミュニケーション術なんていうのまであります。


福祉の世界で取り扱う余暇活動は、

どうしても教養的というか、高尚というか、

そういったものが多かったりするのですが、

もうちょっと、今流行のカルチャーなどにも、目を向けると、

実は色々なことがやれそうだなと。


そして、こうした余暇活動や講座は、

実は職員のみなさんの「好きなことの共有」であってもいいと思うのです。

だからこそ、部署を横断して、誰が手をあげて提案したっていい。


「やってあげなきゃ」というお世話の余暇活動から、

「一緒にやろうよ!面白いから」という、同じ目線の余暇活動へ。


少し目線を変えると、もっと面白いことができるはずです。

もし、あなたが好きなことや得意なことがあったら、

ぜひ、チャレンジャーやフリーダムのみなさんに、話をしてみてはいかがですか?