新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

昨年は中長期計画の大テーマの決定や、高梁市との地域創生協働事業に関する協定の締結など、法人の未来に関する取り組みを進める準備を着々と進めていった年でございました。

そして、今年は法人にとっても45周年を迎える節目の年であり、

◯高梁市の宇治農村公園跡地を活用した新たな施設「ヴァンヴェール」の誕生
◯これからの10年の方針を決める中長期計画のリリース
◯地域とのつながりを更に強化するための新たな事業のスタート

など、昨年蒔いた種が、次々と花開き、実を結ぶ年でもあります。


そして、この節目となる今年、「次世代を担うリーダーたちのさらなる活躍・躍進の場と機会を作ること」を、私自身の抱負として掲げました。

もちろん、昨年も中長期計画を次世代を担うプロジェクトチームの皆さんが中心となって策定してくださっていますし、新たな管理者の方・リーダーの皆さんが抜擢され、活躍されているなど、次世代の法人を牽引していただくリーダーたちが次々と生まれています。

ここまでの皆さんの成長や意識の高まりなどを見ると、この先の法人も安心だという実感を私自身持っています。だからこそ、今年はその「総仕上げ」として私がこれまで経験してきた中で得てきたノウハウや法人運営で大切にしてきたことをお伝えしきることに今年一年、全力を注いでいきたいと思うのです。

そして、リーダー陣がこれまで以上に、自分たちの意思で「こうしたい」という方針を示し、法人を動かしていけるような場や機会を作っていくことも、私の役割だと感じています。

次世代リーダーの皆さんにも「法人をこうしたい」という思いがたくさんあるのではないかと思います。それを、もっと積極的に、具体的に表現していくために、今私が見ている視点などをお伝えしながら「もっとこんなことにチャレンジしていいんだ」と気づき、発信し、実現していただく礎をつくることも、今年私が実現したいことです。

最後に、今年一年を、ご利用者様・ご家族の方々と「最後まで関わり続ける」ために、次世代リーダーたちに思いのバトンをつなぐ年とし、ご利用者様やご家族の方々が、これまで以上に多くの「つながり」を生み出し、その方らしい人生を伴走し続けられる法人として成長させていきたいと考えている所存です。

この思いをお伝えすることで、新年の挨拶とさせていただきます。
今年も変わらず、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


二〇二五年 元日

社会福祉法人P.P.P. 理事長 西江 嘉彰