長く関わり続ける 〜成人還暦式に列席して〜
1/11(土) 法人内で成人・還暦式を執り行いました。
その時に感じたことや私の願いを、少し遅くなりましたが、ここでお話させていただきます。
この式典に参加させていただいた時に感じたのは、利用者の方と「長く関わり続けること」が、本当に大切なことであると同時に、この仕事に関わる一番の喜びであるということです。
今年度の式典では、成人を迎えられた3名と、還暦を迎えられた5名(そのうち3名が列席されました)のお祝いをさせていただきました。
今年度で還暦を迎えられた方は、今から42年前、1983年にP.P.P.の利用をスタートされた方が多くいらっしゃります。実は、この42年前という年は、私が法人に入職した年でもあります。
42年というのは、とても長くもありますが、当時の思い出はまだ鮮明に残っているものです。
入職した当初、正直にいうと「もう続けられない」と思った時もありました。その時に、心の支えになった方の一人が、まさに同期とも言える、還暦を迎えられた皆さんでした。一緒に電気課で働いた方もいらっしゃいます。また、課は違えど、施設でお暮らしになり、一緒に釜の飯を食べた仲間もいます。一緒に生活や仕事をする中で、私自身が支えられたことも何度もありました。さらに、皆さんのご家族の方とも、膝をつき合わせて「この法人をどうしていくべきか」一緒に話させていただくことで、その思いに支えられた瞬間も多々ありました。
こうして気づけば42年という長い時間を一緒に過ごした方が、還暦という節目を迎えられたことを感慨深く思うと同時に、この節目に立ち合わせていただくことのありがたさを実感しています。
今年、成人され、新たな門出を迎えられる方も、これから大人として、いろいろなことにチャレンジされ、ワクワクする人生を歩まれると思います。そのワクワクする人生を、法人として伴走させていただきながら、40年後、改めて還暦式の節目を、法人でお祝いできることを、法人として願っています。
そのためにも、職員の皆さんには、できる限り、利用者さまの人生に⻑く関わり続けていただきたいと私は願っています。
そして、自身が次の世代にバトンをつなぐ時も、法人として、⻑く関わり続け、節目を一緒にお祝いできる、そんな法人にしていくために、職員の皆さんの声を聞きながら、職員が⻑く働ける環境づくりに、取り組んでいきたいと、この成人式・還暦式を通じて改めて思いました。
改めまして、成人・還暦を迎えられた皆さま、おめでとうございます。
そして、これからもっともっと、ご活躍いただけるよう、法人一丸となって伴走させていただきたいと思います。
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